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カナルワークス CW-U02 ゲット [オーディオ]

前回のブログエントリ「カナルワークス CW-U12aEX ゲット」で紹介したCW-U12aEXに引き続き、ほぼ同時に入手したCW-U02についても音の感想を書いてみたいと思います。

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CW-U12aEX、CW-U02それぞれのシェル形状や大きさは全く同じですので、装着感は全く同じです。つまり純粋に2BAイヤホンと1BAイヤホンの音質の違いにフォーカスして比較できるということになります。

イヤホンの音質を決める重要な要素の一つに「装着感の善し悪し」もありますが、カナルワークス初のユニバーサルイヤホンの装着感は上々で、長時間の装着でも痛くなったりすることはありません。
ただし私は、CW-U12aEXに標準添付されているイヤピースは耳に合わなかったので、SpinFitのツインブレードCP240のSサイズを使っています。

ただし、CW-U12aEX/CW-U02にCP240を付けると、ノズルがアルミ削り出しのためにスベりやすく、耳からイヤホンを取り外す時に、耳の中にイヤピースが残ってしまいます。(私も1度やってしまって焦りました…)

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その対策として、CP240に付属しているノズル径変換アダプタ(写真左)を装着してからイヤピースを装着することでイヤピースが耳に残ってしまうことを防ぐことができます。

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この写真は、右が通常のSpinFit CP100、左がCP240ですが、もともとCW-U12aEX/CW-U02のノズル長が少し短いため、標準添付のイヤピースを含め、通常のイヤピースでは耳の奥まで届かないのですが、SpinFitツインブレードCP240を使うことで、数mm耳の奥まで届くようになり、主に高域側の減衰を防ぐことができます。

効果の大きさにはバラツキはあるものの、SpinFitツインブレードCP240を使うことで、標準的なイヤピースよりも高域を強調することができます。この効果が私にとってはありがたいので、SpinFitツインブレードCP240はお気に入りのイヤピースとなっています。

さて、話題をCW-U02に戻します。

シングルBAイヤホンであるCW-U02の音を聴く前の予想は、低域は決して得意ではない代わりに、中域から高域にかけて透き通るようにスーっと伸びていくような音をイメージしていました。
このイメージは、私が所有している同じシングルBAイヤホンであるFinal F7200から来ています。価格帯もF7200とCW-U02は似ているので、それぞれシングルBAイヤホンの特徴を活かした良い勝負ができるのではないか、と期待していたのですが…

CW-U02の音を初めて聴いた時の第一印象は
「すごい、シングルBAなのに低音がすごい出てる!」
でした。
こんなに低域が出ていて、かつ、中・高域の伸びが良いとなると、他のシングルBAイヤホンキラーだぞ、と思った瞬間「あれ?」

中域、高域が粗いのです。スーッと伸びていくのではなく、ザラザラするのです。
「うわー、そうきたか」と口に出して言ってしまったほどです。

何かの間違いなのかと思い、少し聴いた後CW-U12aEXに付け替えて聴いてみると、低域も高域もすごくキレイ。
CW-U02に戻すと「うーん」これを数回繰り返して事実を受け入れました。

CW-U02に搭載されているBAドライバは低域寄りのものでした。私が期待していた中・高域寄りではありませんでした。
F7200みたいな高域番長のような玄人好みのイヤホンでは万人受けしないでしょうから、カナルワークスはCW-U02に対してこれを意図してやったことでしょうけど、私にとっては残念な結果となってしまいました。

万人受けするイヤホンを開発するにあたって、低域をある程度確保しつつ、中・高域をチューニングする、というのは、おそらく一般的なシナリオだと思うのでそれ自体は否定しないのですが、だとしたらCW-U02はもう少し価格を下げてもいいのではないか、と思ってしまいます。

シングルBAイヤホンで43200円というCW-U02の価格設定は、こだわりを持ってあえてこのイヤホンを選ぶ人だと思いますし、この価格帯なりの音質を期待してしまいます。
私個人的な印象としては、CW-U02は19800円くらいの音質だと思います。(あくまで個人的な感想です)

一方、2BAイヤホンのCW-U12aEXはとても良く、62640円は価格相応だと納得しています。
CW-U12aEXが良かった分、CW-U02への期待が膨らみすぎてしまったということもあるかもしれません。

実際に買って失敗する前に店頭で視聴すればわかる事じゃん、と言われそうですが、店頭での視聴って店内もうるさいし、イヤピースを同じ条件にできなかったり、イヤホンケーブルが展示ディスプレイに固定されていて無理な体勢での視聴になったり、と、音質に対して正しい判断ができないことが多いと思っています。
ですから、私はどうしても気になったイヤホンはこれからもできるだけ購入して試していこうと思っています。

もちろん、手元に残さないと決めたイヤホンはどんどんヤフオクに出しますので、見つけたら落札していただければありがたいです。。

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カナルワークス CW-U12aEX ゲット [オーディオ]

Final F7200を使い始めたころから、イヤホン業界において大手以外の日本のメーカも頑張っているんだな、と感じ、その流れで他の日本メーカのイヤホンも気になって調べてみたところ「カナルワークス」という埼玉のメーカもカスタムIEMを中心に評判が良い、ということを知りました。

ずっとカスタムIEMだけを販売してきたカナルワークスが、昨年末に初のユニバーサルイヤホン「CW-U12aEX」と「CW-U02」を発売したことが話題になったそうですが、その話題の高さからか、ずっと品薄が続いているようです。
CW-U12aEX、CW-U02はそれぞれ、2BA、1BAのイヤホンで、以前からカスタムIEM「CW-L12aEX」「CW-L02」として販売されていたものをユニバーサルかしたものらしいです。

数ヶ月間品薄だったものが、やっと入荷され始めたようなので、CW-U12aEXとCW-U02の二つを同時ゲットしてみました。

なぜ似たようなイヤホンを同時に買ったのか?その理由は、今所有しているイヤホンによります。お気に入りのFinal F7200と、いまいちだったUnique Melody MACBETH II Classic。それぞれ1BAと2BAなので、私の中では1BAの株があがっており、2BAはめっきり下がってしまっています。
この基準だけでいえば1BAのCW-U02だけを買えば良さそうですが、2BAのCW-U12aEXのユーザー評判も結構高いため、もしかして2BAイヤホンも捨てた物では無いのかもしれない、という疑念を晴らすべく、同時購入に踏み切りました。

在庫が復活してきたとはいえ、十分ではなく、それぞれ別々の店舗から購入したため、2BAイヤホンであるCW-U12aEXが先に届きました。
簡単に開封と音質について紹介します。

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茶箱に手作り感のあるポーチ。今や中華イヤホンでもありえない梱包ですが、こういうのも悪くないですよね。

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使いやすそうなキャリングケースが付属します。

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実物を初めて見ましたが、最初の一言目は「めちゃくちゃキレイ!」でした。

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二つのBAドライバがみえます。

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ノズルはアルミ削り出しです。

2BAで6.5万円というのは決して安い価格帯のイヤホンではありませんが、見た目のキレイさや加工精度を見ると、価格相応かな、という気がしてきます。少なくとも1,2万のイヤホンでは実現できない作りだと思います。
ユニバーサルとは言え、一つ一つカスタムIEMと同じ製法で作られているそうで、いわば手作り。それ故、シェルの中に気泡などはなく、透明度も高く、所有して使う喜びを感じることのできるイヤホンです。そういう意味では、もはやカスタムIEMに近いのかも。。

さて問題の音質です。

Unique Melody MACBETH II Classicで2BAイヤホンの印象が悪くなっている私にとって、見た目の良さとは裏腹に音質については過度な期待は禁物、と気持ちにブレーキがかかっている状態です。

早速、QP2RにCW-U12aEX付属のケーブルでアンバランス接続してみました。

良い意味で期待を裏切られました。良いです。スゴく良いです。
気のせいかとおもって小一時間、聴いてみましたが、やっぱり良いです。悪いところが見つかりません。もう1時間、他のイヤホンをとっかえひっかえ、聴いてみましたが、やっぱり良いんです。

低域はほど良く出ていますが、強すぎません。ちょうど良い、好みの量感です。私にとってはSE846が低域出過ぎなのですが、その半分ぐらいです。低音を無理して出しているわけではないので、丁寧に出しているなと思いますし、それゆえ、音の解像度も悪くないです。

高域は透き通っています。思いっきり高域によせたF7200よりは高音の密度は低いのですが、低域と同じで高域も「ちょうど良い」のです。出過ぎることなく、不足感もないです。
中域もちょうど良いです。それぞれのBAの間のクロスオーバー周波数域で若干の沈み込みがあるような気がしますが、MACBETH IIと比べると全く気にならないレベルです。

つまり、低域も中域も高域も、すべてにおいてちょうどよく、聴いていて心地よいです。すべてちょうど良い、というと「退屈そう」と思われるかもしれませんが、すべてにおいてちょうど良いイヤホンって実はそう多くなく、少なくとも私はこんなにちょうど良いイヤホンに初めて出会ったので、そのちょうど良さを楽しむことが出来ています。

もちろん、音の解像度、で言えば、SE846やMAVERICK IIのようなマルチBAドライバイヤホンの方が良いです。しかし、マルチBAであることのデメリットはクロスオーバーポイントが増えることによる音の切れ味の低下なのだとすると、2BAのCW-U12aEXは、低域と高域でちょうど良い切れ味を保っており、聴いていてモヤモヤすることなく、スカッと気持ちが良いのです。

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CW-U12aEXの透明なシェルの中身を見ると、単純に2つのBAドライバをくっつけて、その出力は音導管で細工することなく、ストレートにノズルに接続されているだけなのに、どうしてこのような気持ちよい音が出せるのか、本当に不思議です。

私の中で2BAイヤホンに対する疑念が晴れました。そしてカナルワークスという日本のメーカも大好きになりました。
2BAであるCW-U12aEXがこんなに良いのであれば、もしかしたら1BAのCW-U02も負けず劣らず良いのでは無いか?という期待が膨らみます。
CW-U12aEX入手の翌日に手にしたCW-U02の音質については、次のブログエントリで。
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