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EARNiNE EN120 ゲット [オーディオ]

EARNiNEのEN120という、シングルBAのイヤホンを購入しました。
たまたま e-イヤホンのオンラインショップを見ていたら、開封品(ただし新品)が4000円ほどで売られていたので、以前からシングルBAってどんな音がするんだろう、と気になっていたことと、e-イヤホンのレビューでも肯定的な意見が多かったので、購入してみることにしました。

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イヤピースは、今、私の一番のお気に入りSpinFitに交換してあります。
イヤホン本体だけでなく、イヤホンジャックもステンレス製で、アラウンド5000円イヤホンとは思えない質感の高さです。

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使用したDAPは、COWONのPLENUE 2です。イコライザはOFFです(NORMALモード)。
EN120の音はある面では想定通り、またある面では想定外でした。

まずは想定通り、の点から。
シングルBAイヤホンというこということもあり、低音の絶対量は少ないです。これはどんなにひいき目に見てもくつがえらない事実です。ダイナミック型イヤホンでドコドコ系の低音イヤホンが好きな方にはオススメできないですね。(そういう人がシングルBAイヤホンは買ってはダメ)
しかし、まったく低音が出ていないか、というと、フラットに近いレベルできれいな低音が出ていることに気がつきます。後に書きますが、透き通るような中・高音が前に出すぎていて、思わず低音を意識することを忘れがちになってしまう一面があるのかもしれません。

ネット上のレビューで「低音が全くでていない」と低評価を付けている人を見かけますが、おそらくイヤピースの選択ミスだったり、耳への装着が甘いことが原因だと思います。
小さめのイヤピースを選択し、これでもか、というくらい耳の奥に、鼓膜に向かってまっすぐ入れさえすれば、きれいな低音を感じることができるようになります。
耳の奥にまっすぐ入れるコツは、入れる耳とは反対側の手で耳たぶを後ろ側に引っ張りながらイヤホンを入れます。まっすぐ入れれば、イヤピースのカサの周囲が、外耳の周囲にピッタリくっつき、一切空気が漏れないガスケットの役割になります。カサの周囲からほんの少しでも空気が漏れると低音の量感が減少します。


このイヤホンの特徴を語る上で、低音がどうのこうの、とか言う話はどうでもよいのかもしれません。このイヤホンの特徴、それは圧倒的な中域、高域の透き通り方です。この点が想定を超えてきました。

悪く言えば中・高音が強調されすぎている、とも言えるのかもしれません。高音が強いと、えてしてシンバルの音がシャリシャリ潰れたように聞こえたり、女性ボーカルの声が耳に刺さったりするのですが、そういう現象はギリギリの所で抑えられている、と思います。
人によっては、この高域を苦手に思う人もいるかもしれません。それくらい、高域が強調されていると思います。私が持っている別のイヤホンSHURE SE846のブライトノズルで聞く高音よりも強く、私が持っている他のイヤホンの中でも飛び抜けて高音が強調されていると思います。

EN120が得意の音楽のジャンルは、EDMとか、中田ヤスタカ系(capsule, Perfume)が特に気持ちいいです。その理由ですが、EN120の音の粒がシャープだからだと思います。またシングルBAですので、マルチBAと異なりクロスオーバー帯(BA同士の周波数帯が重なる領域)が存在しませんので、全帯域を通じてでぼやけることなくストレートな発音をします。(もちろん、低域が弱い、とか、帯域毎の得意・不得意はあります)
シングルBAを聞き込んだ後、マルチBAイヤホンを聞くと、よく言えばコッテリ、悪く言えばドロドロ脂ぎった音のように感じます。(特にSHURE SE846)
シングルBAの良さって全域で素直でくっきりと発音することなんだなぁ、ということがSE846と聞き比べるとわかってきました。
また、女性ボーカルは非常にきれいに表現してくれます。男性ボーカルも女性ボーカルほどではありませんが、輪郭くっきり表現します。米津玄師とかも、得意です。

一方、クラシックなどでは少しあっさりし過ぎてるかなーという印象になります。クラシックはマイルドで暖かみのある音の方が合うと思うので、SE846のようなマルチBAによるクロスオーバーの弊害がプラスに働くのかな、という感じがしました。

SE846を買ってからは、数ヶ月間SE846が最強、と思って聞いていた音を見直す機会を、このシングルBAイヤホンEN120が与えてくれました。そして、もう少しシングルBAイヤホンを追求してみたい、と思うようにもなりました。他のメーカのシングルBA機も買って比較してみたいですね。

SE846を買う前、昨年2017年11月までは、ダイナミック型イヤホンのcampino audio CP-IE300Hをいい音と思って聞いていましたが、この機会にシングル対決として、久しぶりにCP-IE300Hにイヤピースを取り付けて、聞き比べてみました。(SE846を買ってからというもの、全く使っていませんでした)

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CP-IE300Hは、定価6000円のイヤホンですが、私が買ったときにはすでに2000円台で投げ売りされていましたし、実質2000円クラスのイヤホンと思っていいわけですが、残念ながらEN120の足下にも及ばないイヤホンだと感じてしまいました。数ヶ月前まで良い、良い、と言って聞いていたイヤホンの評価が自分の中でここまで下がるとは、自分自身でもびっくりです。

ただ、自分はそもそも、ダイナミック型イヤホンの音が苦手なのだと思います。SE846を買う前に購入したSE215 Special Editionも低音のザラつきが苦手で手放しましたし、とにかく透き通った音が好きなようです。この辺は人それぞれ好みでもあるので、良い音、悪い音、というよりはそれぞれの駆動方式(ダイナミック型とBA型)の音はどちらが好きか、という話です。

久しぶりにCP-IE300Hを聞いてみて、やっぱりダイナミック型の雑な感じが耳につきましたので、ダイナミック型のイヤホンからは少し距離を置いて、しばらくはBA型を追求してみよう、という思いです。

最後に、EARNiNE EN120をまとめます。
・強烈な中高域。でも破綻する一歩手前のギリギリの鳴り方をしている。
・低域は弱いが、出ていないことはない。DAPのイコライザでカバーできる。
・音楽のジャンルは選ぶ。どの曲でも合うオールラウンダーイヤホンではない。
・装着感はSpinFitでGood(私は)、ただしL/Rの区別が付けにくい。
・たまに、突き抜けた高音を聞きたくなったときに持っておくと良い1本だけど、みんな買うべき!とは言えない感じ。
・でも、1BA命!の人は是非買いましょう!

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