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COWON PLENUE 2の音質について #2 & Campfire Audio POLARISについて [オーディオ]

#この記事は、2018年1月に書き留めていたものです。2018年2月は中耳炎の影響で左耳の聴力が低下しており、音楽は聴けておりません。

こちらのブログエントリで、PLENUE 2とSHURE SE846は最高の組み合わせである、と書きましたが、次に、私が持っているもう一つの高価なイヤホン「Campfire Audio POLARIS」とPLENUE 2の組み合わせについて書いてみたいと思います。

POLARISについてのレビューは、こちらでも書いた通り、深い低域と伸びのある高域が共存しているハイブリッドイヤホンであり、とても気に入っていました。PLENUE 2との組み合わせにおいても、特に豊かな低域については健在なのですが、別の部分で気になることが浮上してきました。

繰り返しとなりますが、PLENUE 2とSE846の相性は抜群で、今までのGRANBEATでは表現できなかった透き通った音を鳴らせるようになったのですが、そのあまりに透き通った音を聞いた後、POLARISを聴くと、すごく見劣りするのです。
もちろん、SE846は4BAであるのに対し、POLARISは1DD+1BAですから、鳴り方は全く異なってしかるべきなのですが、今までSE846の音質に対するハードルがGRANBEATによって下げられてしまっていた一方で、GRANBEATとPOLARISは逆に相性が良く、SE846並にスッキリと鳴っているという錯覚をしてしまっていたようです。
POLARISのインピーダンスはSE846よりも高く、GRANBEATにとっては比較的鳴らしやすいイヤホンなのだと思います。

PLENUE 2とPOLARISの組み合わせでは、特に中域の沈み込み(主にボーカル域)と、高域の解像度、粒立ちの低さがSE846と比べると顕著で、今までGRANBEATでPOLARISを聴いていた時のような気持ちよい気分になりません。

POLARISの強みはダイナミックドライバによる素のSE846では到底出すことのできない深い低域なので、多少中域、高域がSE846に及んでないとしても今までは我慢できていたのかもしれません。しかし、ひとたびPLENUE 2のJetEffice 7をONにすれば、SE846でも素のPOLARIS並の低域を表現することができてしまいます。しかも、JetEffectで低域を持ち上げたとしても、中域、高域の表現力はSE846のままですので、「え?POLARISの存在意義ってなんだっけ?」となってしまうのです。

もちろん、イコライザOFF(JetEffect OFF)で比べれば、SE846、POLARISそれぞれ個性的で存在意義は明確なのですが、PLENUE 2と組み合わせて使うにあたっては、強力なJetEffect 7のおかげで(せいで?)、イヤホンに対して効果絶大な音質ドーピングができてしまいますし、基礎体力が備わっているSE846に対してその音質ドーピングをぶち込んでしまうと、見かけ上、軽々とPOLARISなどの中級イヤホンを追い抜いていってしまうのです。なかなか悩ましい現象です。

おそらく、イコライザがそれほど強く効かないDAPや、iPhoneなどのスマホにPOLARISを接続して聴けば、POLARISの個性を活かしたリスニングができると思いますが、PLENUE 2のようなDAPにおいては、例えば装着感がめちゃくちゃ良い、とか、遮音性が唯一無二だとか、音質以外の明確なメリットが無い限りは、複数のイヤホンを音質で使いこなす、というモチベーションが沸きにくくなっているのかもしれません。

では、音質以外の明確なメリットがPOLARISにあるのか?についてですが、結論から言うと、音質以外にもいくつか課題と感じている事があります。
Campfire Audioのイヤホンって、「ANDROMEDA」を中心に非常に高い人気をキープしており、私が感じている懸案についてググってみても、他に同じようなことを発言している情報にほとんどヒットしないので、もしかしたら私だけが感じている課題なのかもしれません、ということはあらかじめお断りしておきます。

1. 装着感が悪い、保持力が弱い

POLARISって、耳に装着したとき、本体(ケース)が外耳のどこにも当たりません。
あの角張ったケース形状を見て「耳が痛くなりそう」ということを言う人がいますが、少なくとも私は、POLARISのケースが外耳のどこにも当たらないので痛くなりようがありません。
なので、POLARIS本体を耳の中で保持しつづけているために必要なのがイヤピースでの保持力なのですが、イヤピースがSpinFitだと、数10分するとだんだん抜けてきてしまいます。SHURE SE846はケース本体が外耳に密着して保持していますので勝手に抜けてくることはありません。

上にも書いたように「ANDROMEDA」は大人気ですが、装着感について言及している情報があまりないので、私の耳の形がCampfire Audioのイヤホンに合っていないだけなのかもしれません。

2.装着位置で音の定位の変動が激しい

POLARISは耳への装着の仕方で、音質の変動、定位変動がとても激しいのです。
ここだ!という位置に決まると、バシッと良い音で聴くことができるのですが、そこの位置から少しでも動くと、すぐに音の定位がズレたり音質が変わったりしてしまいます。また、ここぞ、という位置が非常に決まりにくい。何度も付け直してやって定位がセンターに来る、という感じで、結構、致命的です。
おそらく、導音管(POLARISは導音管を使っていないそうですが)から音が出る小さい穴が、BA用とDD用で2カ所開いていて、耳の中でそれぞれの音がミックスされるため、耳の体積や真空度で容易に定位ズレや音質変動が発生するのでは、と考えています。

一方、SHURE SE846は、多少位置がズレても、音質や定位が大きく変動することはありません。
SE846は4つのBAドライバから出た音が、イヤホン本体の中でミックスされて1つの穴から出るので、それが起こりづらいのではないかと考えています。


良いと思って購入したCampfire Audio POLARIS ですが、PLENUE 2と組み合わせると微妙なこと、それにそもそも自分の耳にフィットしない、ということから、手放してしまいました。
Campfire Audioのイヤホンは今後購入しないと思います。

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